Part.2
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USルーフバーに
どんなメーカーのアタッチメントも付けられる?! |
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USスーリーのボードキャリー |
USホンダのオプションのボードキャリー |
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調べていくうちに、いろいろなことがわかってきました。まずUSオプションになっているアタッチメント類はスーリー製ではないかと言う疑問。
日本では販売されていませんが、USスーリーでは全く同じモデルを販売しています。左上の写真はUSスーリー製、右上はUSホンダのオプション。どう見ても同じ商品ですよね。
さらにUSスーリーのカタログをじっくり見ていると、面白い商品がありました。
アメリカで販売している車に標準装備されるルーフバーは、エレメントのように空力特性を考えて平らな形状をしています。USフォレスターを始め、多くのアメ車もそうです。
当然、カタログの中にそれに合うアタッチメントもありました。左下の写真がそれです。左上のアタッメントだけを別売しているようです。
右下の図は、USホンダのボードキャリー取付説明書の図です。上下から挟んでバーに固定する仕組みになっているようです。
と言うことは、このアタッチメントがあれば、どのメーカーの製品もUSルーフバーに装着することが可能。これは既にUSルーフバーを装着している方には、朗報ですね。 |
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こんなアタッチメントも発売されている!! |
USホンダの取付説明書から |
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USルーフバーとスーリーのアタッチメントの相性? |
話しは少し変わりますが、日本スーリーにはアルミ製のエアロバーという商品があります。これは軽量でアルミ素材なので装着しているだけでもドレスアップの効果があります。
以前スバル・フォレスターに乗っていた時にも愛用していました。
ところが、この商品、USスーリーでは販売していません。アメリカではルーフバーの基本形状は■(スクエアバー)で、ヤキマなどの一部メーカーには●型もあります。装着後の安定性はヤキマだと回転してしまいスーリーに軍配が上がります。これは実際にヤキマを使た実感です。(2006年からエアロバーはUSカタログに登場しています)
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商品にスクエアバーしかないUSスーリーのアタッメントには、■と●のバーに対応しているか、メーカー純正のルーフバーに対応しているかが明記されています。純正対応でも基本的には、先に紹介したアタッチメントで挟み込むタイプが付いています。
一方、日本スーリーは、アタッチメント類のほとんどをエアロバー対応にしています。販売面から考えれば価格が高い製品を多く売りたいと考えるのは当然ですが、先にも書いた通り、スクエアバーと比較しても重量が60%と軽量で、装着後のルックスも格段に上です。
エアロバーにアタッチメントを装着する時は、バー中央のゴムカバーを外し、そこに長いビスを通し(右写真)アタッチメントを固定します。スクエアタイプに比べると面倒な作業ですが、一体感に優れています。
・・・と考えてみると、USルーフバーにアタッチメントを取り付ける作業と全く同じです。左側USホンダの取付説明書に記載されている図をご覧下さい。こんな感じで取り付けるのです。USルーフレールの溝は8mmなのに対し、スーリーのエアロバーの溝は11mmですが、ほぼ間違いなくUSルーフレールに日本で購入できるスーリーのアタッチメントは取り付けられるでしょう。それも何の加工も必要ないし、高さも抑えらる、一体感という点でも相性バッチリです。
な〜だ、わざわざアメリカからアタッチメントを輸入しなくとも、もっと格好良くアタッチメントが付けられるんじゃないの!
後日、USオプションの取付マニアルを調べてみたら、もろにUSスーリー製のスキー・スノーボードアタッチメントのマニアルが乗っていました。 |
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スーリーのアルミエアロバーを付ける |
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ラピットシステム4700 |
バーの高さは、約12.0cm。バーの前後間隔は約78cm、微調整は可能 |
フットが直付けなのでバーのシルバーが強調される |
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今回、購入した「430 TRACKER 2 FOOT PACK」は、ボディに付けられたT-トラックと言われる溝にフットを取り付けます。
エレメントにはT-トラックがありませんから、純正のルーフバーを取り付ける場所にアルミ製のトラックをビス止めして、そこにフットを取り付けます。
この製品の特徴は「ラピッドシステム」でボタンひとつで簡単にバーが取り外しできることです。普段は外しておくことも可能ですし、タワーパーキングでも心配ありません。
なぜ「TRACKER 2」なのか? 「2」ということは「1」があるのではないか? いろいろ考えました。
日本スーリーからも同様のフットが「ラピットシステム4700」の商品名で販売されています。形状も「TRACKER 2」によく似ています。
もしトラックの形状が同じならば、「ラピットシステム4700」が装着できるのではないかと考えました。自分が開発側だったら、なるべく共通化して安価なキットで車種対応を考えますし、製品ラインナップが違うと言ってもアメリカと日本で別なシステムを作るとは考えられません。
そこで近所の量販店で「ラピットシステム4700」を見つけ、よく観察しました。しかし外観からは同じように見えます。開封してベースと組み合わせたい衝動に駆られましたが、それはできません。
店員さんに事情を話し「合うかどうかを知りたい」と開封をせがみました。「開けて確かめるしかないでしょう」と、とっても親切な対応です。開封して持参したベースと合わせてみるとジャストフィット、付けられます!
ここまで世話を掛けて、「コレ下さい」と言わずに帰ることはできませんよネ。「ラピットシステム4700」(17,850円)、ついでにアルミエアロバー869(11,550円)の2点を20%オフで購入しました。
後からフット部分にあった製品番号を比較したところ、全く同じ番号でした。唯一違う点は「THULE」のステッカーで、TRACKER 2は高級感あるステッカー、4700はチープなステッカーでした。
「ラピットシステム4700」の優れた点は、エアロバーにもスクエアバーにも対応しているので、日本で「TRACKER 2」を販売する理由はありません。正直に書きますが、「ラピットシステム4700」にはロックシリンダーが標準になっているので割安感は非常に高く、アメリカから個人輸入して、さらにロックシリンダーを購入するより断然お得です。
余談ですが「ラピットシステム4700」の箱には、スエーデン(S)、イギリス(GB)、ドイツ(D)、フランス(F)、日本(J)の言語で説明書きがあり、Made in Swedenです。一方USスーリーのパッケージは英語のみでMade in USAと書かれていました。アメリカだけが独立して製品を作っているのでしょうか? |
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【結論】
お洒落でデザイン製を重視した「エアロバー」と、
質実剛健で実用性重視の「スクエアバー」
どちらのバーもエレメントに装着できます!
(いずれの場合も「トラッカー2キット TK9」が必要になります) |
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