Part.1
『好み』という物があると思います。数あるキャリーブランドの中で、僕は「THULE」が好きです。その理由は、なぜだかわかりません。前回、フォレスターに乗っていた時も愛用していましたが、車を売る時にベースバーとルーフラックなど一切を処分してしまいました。エレメントには付けられないと考えたからです。

オプションにはホンダ純正のTYPUSがあります。これはTERZOのOEM品ですから、スーリー好きとしては受け入れられません。USオプションでは、翼のような断面のルーフレールがあります。さすが純正品だけあって収まりも抜群で、見た目も格好がいいです。

問題はアタッチメントが必要になった時、専用の製品をアメリカから購入しなくてはなりません・・・なんて考えていたところに、同じ悩みを持っている方も多いようで、数人の方から質問を頂きました。

そこで、いろいろ調べたところ、エレメント用のアタッチメントキットがUSスーリーから発売されている事が分かり手に入れたのが「TRACKER 2 KIT TK9」「430 TRACKER 2 FOOT PACK」です。「ベースバー」と「ロックシリンダー」は国内で購入しました。
TRACKER 2 KIT TK9
TRACKER 2 KIT TK9の内容 ベースに取付カバーを取り付けて完成!
カバーを外してアルミ製のトラックを装着する トラックにベースを装着
アルミ製のトラック(アダプター)を介してベースを取り付けます。手順は、ルーフのカバーをマイナスドライバーを使い外してトラックを2本のボルトでとめ、そこにベースを取り付けます。この時左右の位置を合わせること。後で付けるカバーのラインと、ルーフのラインを合わせるようにすると、見た目が良くなるでしょう。
それからコツはトラックベースが平行になる様に取り付ける必要があります。カバーを取り付ければ、第一段階は終了です。
430 TRACKER 2 FOOT PACK
430 TRACKER 2 FOOT PACK こんな感じになる 544 ロックシリンダー
トラッカー2(足部分)にロードバーを取り付けて、ベースに取り付ければ作業は完了です。事前にロックシリンダー(4000円)とロードバー762/135cm 6300円)を購入。ロックシリンダーをトラッカー2に取り付けて、ロードバーを通し、調整ボルトを締めれば固定されます。

この時、左右に出ているバーの長さを均等にするのがコツです。最後に両端にキャップを付ければ、作業終了です。

ロードバー769(127cm 5775円)でも付けられるようです。見た目優先なら、バーは短い方が私の好みですが、これはどう使うか次第ですね。

取付を終えて、フィット感は純正のUSオプション品にはかないません。バーの高さはバーの上端からルーフまでは約11.5cmで、一体感でも少し違和感が残ります。

しかし、ワンタッチで取り外しかできるのは、非常に優れた点です。その場合はベース部分が残っていますが、余り目立ちません。

何よりも豊富なアタッチメント類を自由に取り付けられる点がです。
 
トラッカー2にカギを取り付ける(左) 取付完了
横からみるとこんな感じ
 取付完了 前方から見る 全体のイメージ
   
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