先日、ロスのサンタモニカで一台の気になる車に遭遇。バックミラーに映ったそれを見た瞬間 「あっFJクルーザーだ!」と分かりました。とにかく街の中で目立っていました。
トヨタ「FJクルーザー」は、2003年のデトロイトショーで発表され、ハイラックスサーフをベースに初代ランクルのクラシカルなイメージを残しながら今風にアレンジ、若者をターゲットに2006年から発売が始まったばかり。全長4670mm、全幅1895mm、全高1829mm、モデルはFF-AT仕様、、4WD-MT、4WD-6ATの3モデル。エンジンはV64リットルで239psを発生、驚くはその価格で$21,710〜23,300(115円換算で、250〜268万円)、既に40〜50万円のプレミアが付くほどの人気です。一部ではハマーH3と比べる筋もあるようですが、価格的にはライバルにはなり得ません。
ハイラックスサーフより一回り小さい感じで、2列シートの5人乗り、一見2ドアですが、これがまた観音開きなのです。丸いヘットライト、白く塗られたルーフに鮮やかなボディカラー(チタニウムシルバー/ブラック/イエロー/チェリーレッド/そして写真のブードゥーブルーの全5色)が似合っています。
日本への導入は未定のようですが、エレメントの失敗を考えればトヨタも腰が引けてしまうでしょう。見た目ほどは大きくないので、是非日本の道でも見てみたいものです。
別の頁でも紹介しているニッサンのクロスオーバーSUV「キャシュカイ」、そしてこのFJクルーザー、観音開きのサイドアクセスドアを採用することでデザインの自由度も広がり、とってもスポーティなイメージになります。
価格的にもエレメントの上級モデル4WDのEX-Pに被るので、ある意味エレメントの対抗車種なのかもしれません。エレメントSCに続き、FJクルーザーにもブラウン系のボディカラーが採用されています。
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